Image_3 白人(ギリシャ系アメリカ人)でありながら、ブラック・ミュージックの魅力に取り憑かれ、のちに“R&Bのゴッド・ファーザー”とまで呼ばれたジョニー・オーティスさんが亡くなりました。 幼少時代を黒人居住区で過ごし、1944年カウント・ベイシーに憧れて自己の楽団を結成。エキゾティックなジャズ・ナンバー「ハーレム・ノクターン」、R&B志向を濃厚にした「ダブル・クロッシング・ブルーズ」、「ウィリー・アンド・ザ・ハンド・ジャイヴ」はその後たくさんのアーティストにカバーされます。 先見性を備え、時流に柔軟に対応するその才覚は、プロデューサー、タレント・スカウト、レーベル・オーナーとしても存分に発揮され、昨日逝去したエタ・ジェイムズがデビューするきっかけもジョニー・オーティスでした。 ご冥福をお祈り致します。 Johnny Otis 関連作品はこちら。 CDでお探しの方はこちら