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丸の内のPCMではかれこれ10年くらいお世話になっておりますが、最近はブースの中でレコードがクルクルと回っている様子をじ~っと眺めている方や、「この曲はレコードで出てるんですか!?」と驚く方など、こちらが思ってもないような反応があり、レコードが再注目されている感覚があります。

昔はプロジェクターでレコードがクルクル回っている様子を映写したり、ジャケットを店内に飾ったりと、どうにかレコードに注目が集まらないものか?といろいろと苦慮してきましたが、最近はずいぶんと様子が変わってきたなーと実感しているところです。

ダウンロード販売もすでにブームを過ぎ、ストリーミングに移行しつつあるような状況は音楽も例外ではなく、シェアリングエコノミーへのパラダイムシフトが起こっています。
所有するという行為そのものが薄らいでいく状況で、かえってレコードが注目されるというのは、人間が本来持っている原初的な欲求かもしれませんね。

最近は自分が若かったころ(90年代前半)にリリースされた音源を懐かしくプレイすることが多いですが、最近の音楽のトレンドに近い感覚があり、若い人にも僕と同世代の方に楽しんでもらうことができる空間にしたいと思っています。(サウンドファインダー/新川宰久)


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